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「立つことも歩くこともバランスを崩すこと→どちらもバランスを取り続けなきゃいけない動作」

これを前提して人のカラダをみること触ることをするのか、立つことを当たり前にして同じことをするのかでは、随分みえることが違ってきます。

もちろん自分自身のカラダの感覚もね。

 

僕がやっているSUPは、立つということを教えてくれました。

人は安定した地面に立っていると、自分がバランスを取り続けていることを忘れてしまいます。

 

「立ってるだけなのに、太ももが張ってくる。」

じゃなくて

「大腿四頭筋センパイが頑張ってくれているから立ててる。」なんですね。

「おかげで今日も無事立つことができました。どうぞゆっくり休んでくださいね。大腿四頭筋センパイ。」ぐらい言ってあげないとね。

ただこの状態は、僕の言うカラダが固まった状態。

身体のバランスが崩れている。

名称未設定-11

ところが、SUPはそれをさせてくれない。

固めて立つをしてしまうとバランスを保てないんです。

うねり、横波、バックウォッシュ、風。

あらゆるところに不安定という要素が盛り込まれている。

だから逆に固めないで立つことができるようになるんです。

僕の脚はSUPを続けたことで、形が自然とキレイになりました。

理由は足の使い方が抜群に良くなったから。

クライアントさんにSUPをお勧めしている理由はここにあります。

ただ、これもやり続けないとだけどね。

 

みんな1歳になる頃に練習してた立つという動作。

僕を含めて、その頃のことをみんな覚えてないけど。

 

当たり前にできる動作(できていると思っている動作)っていうのは、思っているほどみなさんできておりません。

立つってね。けっこう難しんだよ!!

「オレ今、一瞬立ったまま寝てたわ!ウケる!!」はあっても、

「昨日さ、立って本読んでたらそのまま寝ちゃって、気がついたら朝でウケたわ!!」はないでしょ。

 

カラダを固めないで立つができる人は凛として見えるんです。

不安定は小さいうねりでもこうなる。

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