
月一研究会、テーマは骨盤後傾位へのアプローチ
同じ後傾でも、年代で傾向が分かれる骨盤の後傾
40-50代の骨盤後傾は前方シフトを伴うケースが多く、60-70代になるとシフトよりも腰椎の前弯減少(ストレート化)を伴うケースが増えます
この理由は股関節・腰椎の柔軟性の影響が大きかなと考えています
[前方シフトを伴う骨盤後傾パターン]
股関節のポジション感覚を取り戻すことが第一選択
①求心性の持続収縮が起きている半腱様筋、大内転筋
②遠心性の持続収縮が起きている大腰筋、腸骨筋
[腰椎ストレート化を伴う骨盤後傾パターン]
圧縮され固まった体幹のスペースを取り戻すことが第一選択
③うなずき運動の回復のため仙骨・恥骨の矯正
④ハムストに引っ張られた仙結節靭帯
⑤ 求心性の持続収縮が起きている内腹斜筋、腹直筋下部
どちらの後傾パターンにも、運動前に整体で筋骨格系を解放していくことがかなり有効なケースです
骨盤の一生を考えれば、加齢によって起こる骨盤の後傾は自然な変化
体側のオートマチックなリスク回避に対して、僕たちはどんな体づくりを考えることができるのか
カラダの状態を確認しながら機能構造を読み解いていくと、いろんな組み立てができるから面白い
もう一度アクティブ動ける体づくりのため、仙骨の動きを取り戻し、効果的なサポートを考えましょ〜な研究会でした




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