僕は、治療家という仕事を、リスペクトしている。
そして、この仕事が大好きだからこそ、葛藤が生まれ言えなかった言葉がありました。
胸を張って、生きよう。
ほとんどの方には馴染みないと思うけど、僕が知る限り10年くらい前から整体業界では「胸を張る姿勢」がカラダに与える悪影響について語る治療家が増えていきました。
カラダの組み立て、働きの側面から考えると、胸を張った姿勢よりも、背中を丸めてた方が「無理」がかからないという考え方。
要するに、もう一度、子供の頃のような姿勢に戻ろうという思想。
僕ももれなく、その考え方に縛られていました。
なぜなら、自分自身、腰痛に悩まされることがなくなったのも、胸を張って姿勢を良くしようとすることをやめてからだから。
現実に、胸を張ろうとすることで、姿勢バランスを崩し、不調の螺旋から抜け出せなくなっている人は多い。
無理に背筋を伸ばすのではなく、背中を丸めてカラダを使う。
歩き方もカラダを捻ることはしないほうが、負担は少ない。
その方が、楽なのはわかる。動きやすいのもわかる。
でも、本当にその答えだけが正解なのか?
5年間、スタイル専門女性専門でやらせてもらっていてわかったこと。
楽なカラダを手に入れる。
そのために、まず子供の頃のような姿勢を手に入れよう。
僕のサロンを訪れる女性は、楽を求めていない。
痛くて痛くて、この痛みをなんとかしたいの!
って人には「アリ」な選択も、僕のサロンくる女性には響かない。
僕のサロンを訪れる女性はキレイのプロ。
背中を丸めてなんていられないのだ。
少々痛かろうが、それがカラダにとって悪かろうが、ヒールを履いてお出かけしたいのだ。
背中を丸めた姿は、消極的なカラダを育ててしまう。
キレイになりたい人は、消極的なカラダ作りを求めていない。
ということで、今は
胸を張れ!
背筋を伸ばせ!
天まで伸ばせ!
と、お伝えさせてもらっております。
胸を張って活き活きと歩けるカラダに!!
業界の答えが、世の中全ての人にマッチするとは限らないですね。
治療家の視点とスタイルデザイナーとしての意地。
そこに、矛盾があるのなら、僕がなんとかする。
このバランスをとることができることが、ヒロハットリの真価でした。
どのアプローチが正しいか、なんて話はしたくないのです。
どちらの視点も持ち、選択肢に幅を持つことが大切なのだ。
視点を変えて物事を捉えると、インスピレーションが豊かになる。
僕なりのナナメな視点。
あなたのライフスタイルを応援する。
あなたが笑えば、それでいい!!
僕は、あなたの生きる力を応援する!!
full of Life