名古屋の女性専門スタイル矯正サロン「Style Design Salon Hiro Hattori」スタイルデザイナーヒロ服部です。
「どうしたらカッコよく歩いて、いつもいい姿勢を保つことができるようになるですか?」こんな質問をいただくことがあります。
本当の答えを言ってしまうと、瞬間瞬間の姿を大切にする。ということになってしまうのですが、それでは質問の答えになっていないような気もするので別の角度で考えていきたいと思います。
街ゆく人の歩き姿や立ち姿から、「瞬間のスタイルは気をとめたところで仕方がない、、、」そんな風に考えてしまっている方がとても多いように感じます。
僕も昔はその一人でした。
「カラダを動かすセンス=運動能力」と捉えてしまうと一部の人だけ与えられた特別な感覚のように感じてしまいます。
僕は今、アクティブにサーフィンやYOGAを楽しんでいますが、学生時代からスポーツ万能タイプではありませんでした。
スタイルデザインサロンを始めるまでは、自分がカラダを動かすことがこんなに好きだということも気がついていませんでした。
今も自分が運動能力が高い人間かと聞かれると、「はい」と答えることができません。
それでもスタイルデザイナーとして仕事をしていく中で、自然とスタイルに自覚が生まれ今のライフスタイルがつくられていきました。
颯爽と歩く姿、立ち止まっている時の凛とした姿勢からは、カラダの心地良さが伝わります。
ではどのようにして「カラダを動かすセンス」は磨かれるのでしょうか?
カラダを動かすセンスの磨き方
センスの磨き方は2つの道があります。
とりあえずやってみる
一つめは、手当たり次第クビを突っ込んで失敗しながらセンスを磨く道。
考える前にまずやる。
カッコイイ言葉ですね。
子供の頃からカラダを動かすことが好きで、部活動やクラブ活動に目一杯取り組み走り回っていた人は大人になってからもカラダを動かすセンスを持っている人が多いです。
子供時代に身につけた感覚というのは、簡単に忘れてしまうことはないです。
カラダの機能(カラダの質)が落ちないかというとそうではありませんが、積極的に運動に取り組むことでカラダのレベルを向上させるのが上手な人たちです。
知識から身につける
もう一つが知識からセンスを磨く道。
どちらかというと今の僕はこの方法で自分のカラダを動かすセンスを上げています。
具体的には、「自分の骨盤はカラダのどこにあるのか?」「背骨はカラダのどこを通っているのか?」「脚をキレイにするための荷重ラインはどこなのか?」「空気を吸うとどこに入るのか?」「動作と呼吸のタイミングにはどんな関係があるのか?」
あげればキリがないですが、このような項目が自分のカラダを上手に扱うために身につける知識なのかなと思います。
サロンの会員さんも、もともと運動部ではなかった方や運動が苦手な方が多いです。
苦手とする理由は様々ですが、知識から感覚を磨くことで皆さんカラダを扱うスキルを上げています。
人の構造は基本的にはそんなに差はない
人のスタイルにはそれぞれに個性がありますが、基本的なつくり(構造)は同じです。
美容健康というカテゴリーには様々な角度から見た情報がありますが、筋肉のついている場所、骨の形、内臓の数などは大差はありません。
骨盤の歪みを気にすることより、自分のカラダの関節の位置を見つけることや筋肉のバランス関係を知ることからアプローチしてみると、できなかったこと、うまくいかなかったことも意外とすんなり通ってしまいます。
その中で自分のカラダで試して良かったこと、うまくいったことを選択することができれば、颯爽と歩く姿、立ち止まっている時の凛とした姿勢は手に入りやすくなります。
その前に、まずは姿勢やスタイルを他人事にしないことが始まりの始まりですね。
スタイルデザイナー ヒロ服部