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2か所のセルフチェックで運動が変わる
こんにちは、スタイルデザイナーのヒロ服部です。
自分の骨格の状態を知ることから始めてもらうと女性の40代から始めるボディメイクをスムーズに進められます。
サロンでも活用している方法で、誰でもカンタンに運動の方向性を決めることができる骨格チェック方法を紹介させていただきます。
現状がわかると、どう頑張れば良いのか?これが決まります。
運動を始めようという方は運動前にぜひご自身でチェックしてみてください。
関節に負担をかけないように運動するための2つの条件
大人の女性が運動を続けられなくなる理由のひとつに、関節や筋肉を痛めてしまい続けられなかったという理由があります。
目標を達成することも大切ですが、体に負担をかけ過ぎないことも大切です。
関節に負担をかけないように運動するためには2つ条件があります。
①体幹が安定している
体幹部を上手に安定させられると腰や首など背骨を痛めることを防げます。
②足が機能している
足が機能すると膝や足の付け根の痛みを防げます。
またO脚や膝下O脚など脚の歪みを解消するためには足の機能は必要不可欠な条件です。
カラダの状態によって頑張り方が違う
普段の姿勢が背中が丸まっている人と反り過ぎの人では体幹を安定させるための力の込め方や呼吸のポイントなど姿勢や体勢の取り方が真逆になります。
反り過ぎの人は背中を丸める方向で、丸まっている人は背筋を伸ばす方向に力を込めると体幹が安定します。
これと同じように、アーチがある人と扁平足の人では足を機能させるための踏ん張り方(荷重ポイント)が変わります。
ここを間違えるとせっかくの運動が台無しになってしまうので運動前にぜひチェックしてみてください。
カンタン骨格セルフチェック
チェック方法はとてもシンプルです。
①肋骨の開き具合
バストの下のアバラ骨の浮き上がりをチェックします。
肋軟骨が浮き上がっていない状態
肋軟骨の浮き上がりがない人は背中側を意識することや背筋を伸ばすことで体幹が安定します。
肋軟骨が浮き上がっている状態
肋軟骨が浮き上がってきている人はお腹側を意識することや背中を丸めることで体幹が安定します。
②足のアーチ
足には内側アーチ、外側アーチ、横アーチと3つのアーチがあります。
足部・足関節理学療法マネジメントより引用
今回チェックするのは内側のアーチです。
立った状態で反対の指を内側アーチに入れます。
内側アーチがある人
指が第一関節まで入る人は今のままか母趾球荷重で踏ん張りましょう。
内側アーチがない人
指が入らない人は外くるぶしに荷重して踏ん張りましょう。
外くるぶしに荷重することで足のアーチが保たれます。
踏ん張り方がうまくいっている目安は運動時の膝の状態で判断します。
上手に踏ん張れるようになると運動時に膝が安定するようになります。
まとめ
肋骨と足のアーチをチェックすると、どう頑張れば良いのか?運動の方向性が決まります。
大人のボディメイクで大事なことは自分の体と向き合いながら運動を楽しむことです。
新しい体への気づきから筋肉の働きや関節の動きが良くなる姿をたくさんみてきました。
「うまくいかない、、、」が「できた!」に変わる瞬間や、「痛い怖い、、、」が「心地いい!」に変わる瞬間には言葉にならない喜びがありますよね。
ぜひ、力の込め方や踏ん張り方を日々の運動に取り入れてみてくださいね。
今回の内容は動画でもご覧いただけます。失敗しない40歳からの骨格ボディメイクとしてサロンで活用している骨格への考え方から運動法まで、大人のボディメイクに役立つ情報を発信していますのでぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします。